映画 プロディッジー(The Prodigy)の評価
★★☆☆☆
本作プロディッジ―は、過去のホラー作品のエッセンスが散りばめられたアイデア作で最後のどんでん返しは、驚きましたが、ホラー映画だけれども、なんとも後味が悪い作品になっているところが好みが分かれる作品だと思います。個人的には、終わり方がうーんでした。
映画 プロディッジー(The Prodigy)の概要
『プロディッジー』(原題:The Prodigy)は2019に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画である。監督はニコラス・マッカーシー、主演はテイラー・シリングが務めた。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、iTunesで配信されている。
ジャンルは、スリラーで1時間31分
Amazonプライム・ビデオにて配信中
映画 プロディッジー(The Prodigy)のあらすじ
マイルズは天才とも言うべき知能を有していたが、その振る舞いは滅茶苦茶なものであり、時には邪悪さすら感じさせることもあった。母親のサラはマイルズが悪霊にとりつかれていると疑うようになり、彼を専門家の下へと連れていくが、事態は悪化の一途をたどるのだった。
Wikipediaより
映画 プロディッジー(The Prodigy)の最恐シーン
44:30頃 個人的に一番ビビった最恐シーン
マイルズが、いきなりおっさん化する
映画 プロディッジー(The Prodigy)の化け物
殺人鬼の人格を持ったマイルズ
武器は、はさみ、ナイフを使用
タイプは、人型、超能力等はなく、見た目のギャップで油断してやられる
映画 プロディッジー(The Prodigy)の感想・ネタバレ有

本作の主人公は、マイルズ少年の母サラです。化け物は、マイルズ少年の中に潜む怪物で、いろんな人やペットを襲います。物語は、マイルズが誕生時、同じタイミングでエドワード・T・スカルカというおっさんが警察に銃で撃たれて亡くなるところから始まります。
サラ夫妻は、寝言などでマイルズ少年がふつうでは無いことを気づき、心理カウンセラーのところにマイルズ少年を連れて行き、治療をはじめます。カウンセラーは、マイルズ少年の身体の中にマイルズとは違う、別人格の魂が宿っていることを見つけます。
別人格の魂は、エドワード・T・スカルカでした。エドワードは、JOJOの吉良並みに危ない癖があり、女性の両手を切り落とす快楽殺人鬼だったのです。カウンセラーは、エドワードの魂が、この世にまだ未練があるため、マイルズ少年の身体に残っていることをサラに告げました。
サラは、エドワードが殺人未遂をして警察に捕まった原因であるマーガレットという女性の存在にたどりつき、マーガレット家に行きます。
サラは、マイルズの魂を救うため、マーガレットの殺人を遂行することでエドワードの魂が成仏できると考え、マーガレットに銃を向けますが良心から打つことができませんでした。が、ここでマイルズ少年がエドワード化し、無双。
マーガレットは、亡くなってしまいました。
サラは、マイルズ少年が救われたと喜びますが、マイルズ少年は戻りませんでした。サラは、マイルズ少年の身体に入ったエドワードからマイルズ少年の魂は、もういなくなった事実を聞き絶望します。そして、マイルズ少年の身体(エドワード)に銃を向けます。
バアァーーーーン。
銃声が鳴り、倒れているのは、なぜかサラ。
目の前には、知らないおっさん。
サラは、こどもに銃を向けた危ない大人として誤解され知らないおっさんに撃たれてしまうのでした。
おいおいおい、まさかここで終わらないよね?って主人公撃たれてしまったよ?しかも、ここにきて初めて出てきた名前も知らない村人A的な、おっさんに…。
サラは、命を取り留めたらしいですが、治療が終わるまで、マイルズはカウンセラーでお世話になった先生の一人を訪ねて話は、エンド。
マイルズが最後、先生の手をじっくり見ていたのがなんとも…。
ひと味違うホラーの終わり方を楽しみたいときにおすすめな映画です!!